エアコンクリーニング ナビ

エアコンクリーニング・ナビ

 エアコンクリーニング・ナビでは、作業を依頼しようとお考えのお客様に、正しい業者選びの方法や、適正価格、本当に作業が必要なのか?等を、わかりやすく解説していきます。

エアコンクリーニング業者検索

正しい業者選びの方法はこちらから!

当サイトは完全無料のサービスサイトです。お支払いただいた作業代金は全て、業者に支払われます。マージンは1円も発生しません。

お近くの業者を検索する

エアコンクリーニング・ナビ 

北海道
東北地方( 青森, 秋田, 岩手, 福島, 宮城, 山形
関東地方( 東京,神奈川, 埼玉, 千葉, 群馬, 茨城, 栃木, 山梨
東海地方( 愛知, 岐阜, 静岡, 三重
北陸地方( 石川, 富山, 福井
信越地方( 長野, 新潟
近畿地方( 大阪, 京都, 滋賀, 奈良, 兵庫, 和歌山
中国地方( 岡山, 島根, 鳥取, 広島, 山口
四国地方( 愛媛, 香川, 高知, 徳島
九州・沖縄地方( 福岡, 大分, 熊本, 佐賀, 長崎, 宮崎, 鹿児島, 沖縄


一番大事なこと

 インターネットがなぜ、これほど普及したのでしょうか?それは全てが無料のサービスだからです。(通信料やプロバイダ料は除きます)
 いつでも調べたい時に調べたい物を無料で調べる。だから、インターネットはすばらしいのです。
 業者紹介サイトや、一括お見積もりサイトのほぼ全ては、有料の紹介サイトです。そのサイトを利用してエアコンクリーニングを依頼すると、業者が紹介サイトにマージンを取られます。
 でもよく考えたら、そのマージンはもともとお客様が業者に払った、大切な大切なお金です。つまりお客様は有料でインターネットを利用したことになるのです。

一括見積もりサイトや、紹介サイトから注文するという事の意味

 もう少し、わかりやすくご説明すると、個別のHPからではなく、紹介サイトから注文したとします。たとえば、エアコンクリーニングが1台8000円だったとしましょう。紹介手数料が20%の場合、

 あなたには、2枚の請求書が来るのです。(実際には来ませんが、そういう意味ですよという事です)

 1枚は、業者からの請求書 作業代 6400円
 (作業代金8000円×80%=6400円)

 2枚目は、紹介サイトからの請求書 紹介料 1600円
 (作業代金8000円×20%=1600円)

 つまりはこういうことです。もちろん、一括見積もりサイトや紹介サイトは便利な部分もあります。その便利さを利用するのに、1600円は安いと思う方は、それでも良いと思います。私はそういうサイトを敵対視しているわけではありません。実際、私も他の事で紹介サイトから注文した事は何度もあります。楽天や価格コムだって、立派な紹介サイト、一括見積もりサイトのようなものですから。便利さを提供するのは有料でも仕方ないと思います。ただ、ほとんどの方はその事実を知らないまま注文しているという事。それが問題だと思っているのです。

 インターネットは基本、無料のサービスです。近くの業者を探したければ、「エアコンクリーニング ○○市とか○○町」等で検索すればすぐに近くの業者は見つかります。その業者のHPをいくつか調べれば必ずすばらしい業者にめぐり合えるでしょう。それがめんどくさいと思う方は、一括見積もりサイトや紹介サイトを使う事は悪くありません。ご自身で判断して下さい。

 当サイトは完全無料の紹介サイトです。当サイトをご利用いただく事も、お客様の利益になると確信しております。 

個人のお店とチェーン店の違い

 ハウスクリーニング業界にはたくさんのチェーン店を展開している会社やフランチャイズ店を展開しているところがあります。
 有名なところは、みなさんもご存知だと思います。個人のお店とそういう大手のお店、どちらに注文するほうが良いか?これも悩むところです。
 私個人の意見を述べます。私なら個人のお店に注文します。個人のお店は皆さんが一人親方であり、社長さんです。しかも作業代金の全ては自分に入ります。作業は全力でしてくれると思うからです。
 もちろん、大手のお店でも一生懸命やってくれるところはあるでしょう。
 言いたい事は、エアコンクリーニングという仕事は、会社の名前でするわけではないということです。個人のお店だろうが従業員が100人いる会社だろうが、その規模は関係ないという事です。もちろん、何百台という注文は別ですが、個人のお宅の注文に関してであれば、お店の規模はまったく関係ないと思います。
 後は、皆様一人一人の判断で選んでいただければと思います。

ようこそ!

エアコンクリーニングって本当に必要なのですか?

このサイトでは、エアコンクリーニングをお考えの皆様に対して、「その清掃が本当に必要なのか、必要ないのか」を含めて、有意義なアドバイスができればと考えております。

家庭用から業務用、事務所様、店舗様、クリニック様などいろいろな現場様の皆様にお伝えできれば幸いです。

業者に作業を依頼しようとした時に、是非、参考にして下さい!

業者の正直な意見をお伝えします。

天カセエアコンエアコン洗浄の汚水エアコンクリーニング

実は、エアコン清掃は不必要なケースも多々あるのです。

  • 詳しくはこのHPのもう少し下のほうに個別の事例を載せております。どうぞゆっくりとご覧ください。
  • 業者が、「きれいだなあ!」と思いながら洗浄しているという事もたまにはあるのです。
  • もちろん、レストランや焼肉屋さんなどで、ものすごく汚れている現場もあります。お伝えしたいのは、エアコンクリーニングとは、何年かに一回は絶対にしなければならないものではない!という事です。
エアコン清掃エアコン洗浄

それでは、作業を依頼する際に注意する事を解説していきます。

エアコン清掃の必要性

実はやらなくても良いエアコン清掃のケースがよくあるのです。

 ともかく、皆様にお伝えしたいのがこれです。

 今まで数え切れないくらいのエアコンクリーニング作業をして参りましたが、はっきりと申します。

 作業した少なくとも半分以上は、絶対に作業をしなければならなかったのかと聞かれると、答えは「ノー」なのです。
(こちらのケースは、特別な理由はないけれども、長い間、エアコンクリーニングをしていないので、依頼する事にしたというお客様の現場を対象にしております。)

 もちろん、やらないよりはやったほうが良いに決まっています。しかしそれは無料のサービスではありません。料金がかかります。家庭用で7.000円~15.000円 業務用で18.000円~50.000円位かかります。

 それだけの料金を払ってまでやったほうが良かったか、この基準で判断すると、半分以上は、やる必要がない、またはもっと時期を遅くしてからやればよかったのではないかというこケースが、たくさんあるのです。

 よく、いろいろなホームページで、作業をすると節電効果がありますという事を書いていることがあります。これは事実ではあります。しかし、そのほとんどは、実は完全に目詰まりしたフィルターの清掃でほぼ解消できるのです。

 もちろん、内部洗浄によっても、節電効果はあります。しかし、これは内部が風が通らないくらいものすごく汚れていない限りは、その効果は微々たるものです。

 ですから、例えば新しくエアコンを買って3年たつから、そろそろクリーニングをしなければとお考えのお客様がいらっしゃったとして、節減効果のためにはしなくても良い場合が、ほとんどであるとお伝えしたいのです。

 とにもかくにも、エアコンクリーニングの一番の効果はニオイの除去であり、ニオイが全く気にならず、また効きも満足な状態ならば、設置後何年たっていようとも、清掃する必要は、本当はないということを、お伝えしておきます。

 例外としては、業務用エアコンの場合、汚れがたまると真夏にエアコンが止まってしまうことがあります。ご商売をしていらっしゃる場合は、これはとても困りますので、そういう意味では店舗様、クリニック様等はある程度(3~5年)に一度はクリーニングをしたほうが良いかもしません。

 最後にこれだけは、言わせてください。

 世の中には、設置後20年間、一度もエアコンクリーニングをしていないエアコンが数多くあり、元気に動いているというのは事実であるという事。

エアコンエアコン洗浄ダイキンエアコン

業者選びの方法について 【最重要ポイント!】

個別の会社のHPを見つけて注文するケースと、業者紹介サイトから注文するケースがありますが、どちらがいいのでしょうか?

業者紹介サイトの方が簡単で良いと考えがちですが、はたしてそうでしょうか?その判断の目安はやはり、業者紹介サイトが有料か無料かで違ってくると思います。

こちらも詳しく解説いたしますので、どうぞ、ご自身で判断してみて下さい。

紹介サイトや、一括見積サイトの多くは有料のサービスサイトです。ほとんどの場合、掲載料や、作業代金にマージンがかかります。(20~40%)

例えば、作業代金6000円の作業を注文した場合、お客様はエアコンクリーニングに6000円を払うのではありません。

マージンが20%だとすると、お客様は作業代に4800円、紹介サイトに1200円払うという事になります。

マージンは受注した業者が紹介サイトに払うので、なんだかお客様には関係ない気がしますが、実際は、そのマージンはお客様が支払った作業代金から払われているのです。

この事を理解しておいてください。

しかも一括見積もりサイトの場合、熾烈な価格競争が行われます。1円でも安い値段を提示しないと上位に表示されません。

仕事を受注するために価格を下げて、そこからマージンを取られるというまさに、負のスパイラルです。これで、あなたが業者なら、手を抜きませんか?私なら、絶対に手を抜きます。

サービス業の利益率はおよそ7割くらいはあるとは思います。作業代で6000円だと、実際の利益は4200円です。そこから、マージン20%の1200円が引かれると実際の利益はたったの3000円です。

車に乗って、時間をかけて訪問し、午前中に1台作業して利益が3000円。これでは生活できません。

あなたなら、これで一生懸命作業しますか?馬鹿臭くなりませんか?

一括見積もりサイト、業者紹介サイトからの注文がいかにリスクがあるかを、どうぞ理解してください!

お客様の払った大切な作業代金は、全てその業者の作業の対価として、支払われるべきなのです。

大切な大切なお金です。ぜひ、有効に使ってください!!自分の支払ったお金はどうなるのか?それをよく考えて、作業を注文して下さい!!!

そのサイトから注文したら、マージンは発生するのか、しないのか?

この事を頭の片隅において、業者を探して見て下さい。

 一番よい方法は、例えば作業が希望なら、検索で「エアコンクリーニング ・・区や・・市」などと具体的な住所を入れて検索する事です。
 そうするとたくさんのHPが出てきますが、その中には個々のお店のHPもたくさんあるはずです。その中から自分で判断するのが一番だと思います。大きな会社よりも、やはり個人で経営しているところが一番です。なぜなら、生活がかかっていますから、全力の作業が期待できるからです。従業員と経営者では仕事に向かう姿勢が絶対に違います。個人業者なら、代表者が作業してくれると思いますので、最高の作業が期待できると思います。

 おおよそ、99%の一括お見積りサイト業者紹介サイトは有料の紹介サイトです。できればその場合、そのサイトで業者を探して、その業者のサイトをネットや電話帳等(ホームページを持っていない場合)で調べて直接その業者に依頼する事をお勧め致します。なぜなら、紹介サイトから個々のHPへのリンクがないからです。当たり前です。リンクを張ってしまうと紹介サイトは1円も儲からなくなってしまいますから。

 「紹介サイトで見つけたが、直接お願いしたいので、払わなくてよいマージンの一部を値引きして欲しい。」と言えば、若干の割引が引き出せるかもしれません。(これは個人の意見であり、割引を保障するものではありませんが、少なくとも、より良い作業をしてくれる可能性は大きいと思います。)

当サイトは、完全に無料のサービスサイトです。ご安心下さい!

このサイトは全てが無料で運営されています。サイトからの注文で代金の20%の手数料を要求したり、掲載料を請求したりすることは一切ありません。ご安心下さい。また、途中で有料に変わることもありません。永遠に無料で運営致します。

作業をご希望のお客様は、ぜひ、このサイトからご注文して下さい。他のポータルサイトの場合、掲載料や手数料が業者にかかるところが多くあり、結局お客様の払った大切なお金が作業とは一切関係ないところに支払われる可能性があります。それは結局業者のモチベーションを下げて、作業に影響し、お客様の不利益につながる可能性があると思います。

私が作業員なら、マージンを取られる場合と取られない場合、申し訳ありませんが、作業内容が変わってしまうと思います。マージンを取られる分、作業がおろそかになるのではありません。取られない分、さらに一生懸命作業する、徹底的の徹底的に作業するという感じです。
でも、それが当然ではないでしょうか?人間ですから。

お値段による家庭用エアコンクリーニングの違いについて

  • エアコンクリーニングを依頼しようと思った時に、いろいろ調べてみると、そのお値段の違いに驚くと思います。

安い作業ですと、1台5000円 高い作業の場合は1台20000円近くする場合もあります。

もちろん、5000円と20000円の作業は全く違うといっていいでしょう。

言葉は悪いですが、ある程度適当にやるか、本当に徹底的に洗浄するかの違いだと思ってください。

もちろん作業を依頼するとしたら、徹底的な洗浄を希望される方が多いと思います。

つまりは金額と作業のバランスという事になります。

これを考える場合、そのエアコンがいくら位したのかというのも、ある意味重要ではないかと思います。

1台4万円以下で激安で購入したエアコンを2万円で作業する事が、果たして最適な判断と言えるでしょうか?

私なら、買い替えを考えます。

逆に20万円したエアコンを5000円の作業で終わらせることはどうなのか?こう考えると、これはダメなような気もしますが、実はそうでもありません。

ここで一番重要な事は、次の事だと思います。

画像の説明どうせ掃除をしても使えばすぐにまた汚れるという事。

いくら完璧に綺麗にしても、使えば翌日には汚れが付きます。これは悲しいですが、事実です。

一週間でニオイが復活したという現場もあります。メーカーの人に聞いてみても、一週間でニオイが出る可能性はあるという答えを頂いたこともあるのです。

そして、1ヶ月もすれば、おそらくまた洗浄すると、黒い汚水がでるレベルまで汚れると思います。

つまり、高いお値段での作業から2ヶ月が経過した状態というのが、それよりも安い作業での状態であるということです。

逆に言いますと、2ヶ月のために高い値段を出すのか、それとも、ほどほどでいいやと考えるのか、これが重要だということです。

家庭用エアコンは業務用のように、結露のお水をポンプで吸い上げて排出するわけではありませんので、エアコンの汚れによって、動かなくなるというケースはほとんどありません。

最悪、水が漏れてくるくらいです。

その場合でも、それほど高額な金額の修理は必要ありません。うまくいくと、エアコンクリーニングで治るケースがほとんどです。

以上の事を考慮して、作業のお値段を考えてみてください。

たまに、赤ちゃんが生まれるので、衛生的にもエアコンクリーニングをやっておきたいとご注文くださるお客様がいらっしゃいます。

しかし、これはあまり意味がないと思います。いくらエアコンだけを綺麗にしても、地球上には(というよりも空気中には)たくさんの有害物質があるのです。人間はそれらに免疫を持ち生まれてくるのです。

それにエアコンだけ清掃しても、空気を綺麗にしなければダメなのであまり意味もありません。

確実に江戸時代のほうが空気は綺麗だったでしょう。でも平均寿命は今のほうがはるかに高いですよね。自動車の排気ガス、有害なものは現在のほうがはるかに多いです。でも、それに人間は免疫があるのです。

赤ちゃんのために(健康のために)エアコンクリーニングをするというのは、よほど汚れている時以外は、(黒いススが出てくるレベル)あまり効果はないと考えたほうが良いでしょう。 

何度も言わせていただきますが、そもそも本当に作業が必要なのですか?

もう一度、この問題に戻ってみましょう。

では、必要なケースと不必要なケースをお伝えしていきます。

必要なケース

  • エアコンのニオイが気になる時

確実に必要なのは、実はこれだけです。逆に言うと、もしも皆様のエアコンのニオイが気にならなければ、究極的には作業の必要はありません。これは本当です。

  • 家庭用に関すると、風量が少ない場合は、クリーニングが必要です。これはファンの中によごれが詰まってしまい、風がでない状態になっているからです。

不必要なケース

  1. 設置してから数年たったのでとりあえず、やってみよう
    必要ありません。20年間、一度も清掃をしていないエアコンもたくさんあります。
  2. 風量が少なく感じる
    まずは、フィルターの清掃をしてみてください。ほとんどの場合は、これで風量がアップします。フィルターを掃除しても風量が少ない場合は、清掃が必要です。
  3. リモコンにフィルター清掃のマークが出た。
    これはある程度の時間が経つと、自動的にこのマークがでるような仕組みになっています。これはフィルター清掃をして、フィルターリセットボタンを押すと、このフィルターのマークも消えます。
  4. 夏なのに、あまり冷たい風が出ない。
    室内機の清掃を行って、機能的な部分はほとんど改善しません。これは室外機に問題があるか、ガスが足りないかが原因です。エアコンクリーニングとは関係ない事がほとんどです。
  5. 吹き出し口のところにカビが見えている。
    特に業務用エアコンのクリーニングのご依頼で、これが理由の事があります。確かに分解してみるとかなり汚れているケースもありますが、ほとんどの場合(特に事務所)は、内部がものすごく汚れているという事はありません。大体70%以上は、それほど作業の必要がないと思います。
画像の説明画像の説明画像の説明

それでは個別のケースで解説していきましょう。

  • ケース1 クリニック様の業務用エアコンの場合

最初に依頼した業者に「エアコンクリーニングは、毎年やって下さい。」と言われたので、毎年依頼しているクリニック様というのは、結構いらっしゃいます。

これは、ほとんどの場合、毎年のエアコンクリーニング等必要ありません。

エアコンは車のように、毎年メンテナンスしなければ動かなくなくなるというものではありません。20年間、一度も清掃を行わなくても元気に動いているエアコンはたくさんあります。

無責任に、「エアコンクリーニングは毎年、必ずやって下さい」等という業者は、金儲け主義の業者と言わざるを得ません。

エアコンというのは、どうしても少しはホコリが付きますので、どんなに綺麗でも洗浄すれば、少しは黒い汚水は出てきます。でも洗浄後、1ヶ月後にまた作業しても、やはり黒い汚水は出るのです。

エアコンというものは、そもそもそういうものだとお考え下さい。

ともかく、ただ単に、メンテナンスのために毎年、(ごくまれに半年に1回)の作業を依頼されている皆様は、是非、もう一度そのエアコン清掃が必要かどうかを考え直してみてください。

  • ケース2 美容室様 整骨院様の業務用エアコンの場合

まず、どちらもエアコンのニオイが気になる場合は、依頼する必要はあります。ただ、特に美容室様の場合は、やはり髪の毛を染る薬品のニオイ等、お仕事そのものに強いニオイのあるものがあり、すぐに復活することもあります。

どちらのお仕事でも、室内でタオルを干している場合、かなりの確率でエアコンの内部にホコリなどの汚れが貯まります。最悪の場合は、エアコンが真夏に止まってしまう事もありますので、できれば2年に一度、長くても3年に1度くらいはやったほうが良いかもしれません。

タオルを干さなければ、5年に1度でも問題ないかもしれません。

 

  • ケース3 オフィス・事務所様の業務用エアコンクリーニング

オフィス移動後、7年が経ち、一度もエアコンクリーニングをしていないということで、業務用エアコンクリーニングの依頼を受けました。フィルターは管理会社が3ヶ月に1度行っているようです。

ニオイは別に気にならないけれど、一度もやっていないのでそろそろやっておこうということでご依頼をいただきました。

内部を開けて全てを洗浄いたしましたが、結論から申しますと、エアコンクリーニングの必要はありませんでした。

しなくても、なんの問題もなく動き続けたでしょう。

これが無駄な経費だったか、そうではないのか誰にもわかりませんし、もちろん、来年クリーニングをしなかったらエアコンが止まったかもしれません。

しかし、店舗様ではなく、事務所様であり、またたくさんのエアコンがありましたので、たとえ1台止まっても、そんなに影響があるわけではありません。

そう言う意味では、もしもエアコンが止まったら、清掃作業、メンテナンスをするくらいの気持ちでも良かったのかもしれません。

  • ケース4 家庭用エアコンクリーニングの場合

新築のマンションを3年前に購入。その時にエアコンも設置したのだが、3年たったので、そろそろエアコンクリーニングをしてみようと依頼を受けました。

フィルターは毎月、こまめに清掃しているようです。エアコンはお掃除機能のついているものではなく、普通のエアコンでした。

ニオイは気にならないとの事でしたが、友達の家で長い間、エアコンクリーニングをしていなかったら、水が漏れてきたとのことで、心配で依頼されたようです。

エアコンの清掃は基本的に必要ありませんでした。それぞれ、少しは熱交換器の部分のホコリが溜まっていましたが、これにより、機能が低下するようなレベルの汚れではありませんでした。

家庭用でも、やはり、カビのニオイ、雑巾のようなニオイが気にならなければ、基本的に清掃の必要はそんなにないのかもしれません。

世の中には、1台、激安で標準設置料金込で4万円前後のエアコンもあります。清掃料金にもしも毎年1万円近くかかるなら、4年で一回、買い換えたほうが良いかもしれないのです。

やはり料金とサービスを天秤にかけてみて、本当に必要なのかどうかを判断する必要があるでしょう。

  • ケース5 エアコンの室外機の清掃について

これは、必要無い場合がほとんどです。特に雨が当たる場所にあれば、最後まで必要ありません。

過去に、完全に目詰まりしている室外機を見たことはたくさんありますが、それが原因でエアコンが止まったという事を聞いたことはまずありません。

しかし、電気代を考えると、もしもエアコンの室外機が完全に目詰まりしていたら、高圧洗浄したほうが良いでしょう。

しかし、これは皆様で簡単にできます。室外機のフィンの部分に向けて水道の水を勢いよくかけて汚れを流してやれば良いのです。室外機は台風が来ても大丈夫なように室外に置いてありますので、基本的には防水です。

よほどの事がなければ、少し位勢いよく水をかけても問題ありません。このフィンの部分が目詰まりしていなければ、電気効率は良くなります。

また、お客様の中には、室外機を清掃することで、ニオイがよくなると思っていらっしゃる方も多いですが、エアコンのニオイは室外機は一切関係ありません。

ですから、室外機の清掃が必要なケースは、

  1. 雨が当たらない場所にある
  2. 最近、効きが悪い気がする

この二つの条件が揃ったときだけで良いでしょう。

  • ケース6 家庭用エアコンの風量が少ない場合

これはエアコンクリーニングで改善する可能性があります。業務用エアコンでは、ファンがいくら汚れても風量に影響することはほぼありませんが、家庭用エアコンの場合は、ファンにホコリが大量に付くと、風量がなくなり、風がほとんど出なくなる事があります。

これはファンの溝が埋まってしまい、風を押し出す事ができなくなってしまったことが原因ですので、エアコンクリーニング、(正確にはファンの清掃)によりほぼ改善します。

ニオイが気にならなくても、この場合は、エアコン清掃を依頼したほうがよいでしょう。

  • ケース7 パン屋さん、ケーキ屋さん等の工場、厨房内の場合

これはどうしても小麦粉等が舞いますので、かなり室内機の熱交換器の部分が汚れます。汚れるというよりも、粉が付着するという感じです。ですから、どうしても熱交換器が目詰まりしてしまい、風量が少なくなります。この場合は、作業を行うと、風量が復活します。室内機のエアコンクリーニングが非常に有効なケースです。

ただ、ご依頼の理由が、小さな黒い粉のようなものが出てくるからという事ですと、これは完全には、改善しないことがよくあります。

エアコンクリーニングを行っても、この黒い粉が出てくるという話は実はよく聞きます。対策として、その後、複数回のクリーニング作業を行っても完全に取りきることが出来ず、黒い粉がでるという事例はあります。

その場合は、もう風のでるところに、紙のフィルターのようなものを覆いかぶせてそこでカットするという方法しかないと思います。

  • ケース8 夏の終わりごろのエアコンクリーニングの場合

これから冷房から暖房に切り替わる時期に作業を依頼するお客様へ。

これは作業依頼内容によって、おすすめの場合とそうではない場合があります。

もしも長い間エアコンクリーニングをしていなくて、久しぶりに一度やってみようというメンテナンス的な依頼の場合は、非常によい時期だと言えます。業者の込み具合も減ってきていますし、そろそろオフシーズン価格になっていたりします。また作業中の温度も真夏よりも快適になってきており、作業する作業員も暑さに悩まされることがなく、その分作業に集中できるからです。メンテナンスをお考えなら、この時期のエアコンクリーニングはお勧めです。

においが気になって作業を依頼されるお客様の場合。

これはあまりこの時期はおすすめできません。なぜなら暖房運転になるとにおいが気にならなくなる事が多いからです。その時期に洗浄すると、夏までの間にまたエアコンが汚れてきますので、来年の夏、においが復活する可能性があります。それならば、冬を越して、次の夏の前に作業を依頼されるのが一番良いと思います。

  • ケース9 エアコンの吹き出し口のカビについて

天井埋め込みの天カセ正方形エアコンの吹き出し口に、カビがかなり腐食しているのが見えるエアコンがあります。

それでエアコンクリーニングの依頼を頂くケースがよくありますが、分解してみると案外内部はそれほど汚れていない事があります。

吹き出し口の汚れは、洗剤と雑巾で拭けばかなり取れる事もありますので、まず自分でとって見て下さい。

においも気にならず、吹き出し口だけ気になるのなら、エアコンクリーニングの必要はないかもしれません。

吹き出し口にカビが腐食するのは、フィルターの汚れが原因のひとつですので、こまめにフィルターのお掃除をすることをお勧め致します。

  • ケース10 マンション共用部のエアコンクリーニング

新築のマンションから5年が経過したので、一度エレベエーターホール前のエアコンをクリーニングしたいという現場様

必要ありません。よほど臭いが気になるならわかりますが、たとえ気になっても所詮エレベーターホールです。皆様の個人のマンション内ではありません。それくらい別に我慢すれば済む事です。

また、共用部分のエアコンはそれほど汚れていない事が多いです。清掃しないと壊れるという意見もありますが、共用部のエアコンなど、壊れてから修理すれば良いのです。共用部にいる時間など微々たるものです。それくらい我慢できるはずです。

大手マンションの場合、このエアコンクリーニングが予算で1台50000円くらいになる事もあります。まさに積立費用の無駄使い以外の何物でもないと思います。